君の人生に感動の物語はあるか?

今日も誰も見ていないブログを更新するか。

 

あーーー俺の人生をよりよいものにしてえーーー

感動してえな。

いい人生には感動の物語が必要なんですよ。はい。

(ここでタバコを一本吸う)

(いま口の中が完全に風邪をひいたときのそれになっている)

(風邪をひいてる時の味ってあるじゃん?あの味は人類共通なの?)

朝起きて、会社行きたくねーとか言いながら歯を磨いて、家を出る前に猫へ餌をあげて、タバコ吸いながら裏道を歩いて、イライラしながら満員電車に揺られて、うわーーー!!!こんなの考えただけでもブルーな気分になっちゃうね。なんだこの日常は?クソ喰らえ。ファッキンジャップだ馬鹿野郎。

そんなこんなで会社に到着。

ロジカルシンキン♪ロジカルシンキン♪

オフィスに流れるメロディと溢れる笑顔。リズムに合わせて小刻みに震える同僚たち。

メールチェック。予定確認。

さりげなく周囲を見渡し、監視を避けてここで早くもタバコ休憩。

な?やってられへんやろ?こんな生活。ぶっ壊してえだろ?でも給料欲しい!給料は欲しい!だから働く!働く働く!働くぜ!

 

我々サラリーマンは仕事に感動なんか求めてはいけませんよ。なぜなら仕事ってのは淡々と進めるものだから。ゴホゴホ、ゴホゴホ、カーーーーーーッペッ痰が止まらねえ。

 

とは言っても、仕事で感動ができたら最高ですよね?それは間違いない。感動するための準備作業に金が貰えて、感動してる最中も金がもらえて、感動が終わっても金がもらえるのだとひたらそれは最高でしょ。うれぴーでしょ。でもでも、世の中は決して甘くないのだよ。ぺろぺろ。やはり甘くない。

俺はこのシステムが無事稼働したら、感動するだろうか?いや、しないだろう。それはなぜか?本気でやってないから。マジマジのパワーを注いでないことだから。もし全身全霊をプロジェクトに捧げていたら?感動するのか?どうだろう。しないよりはマシなのかもしれない。感動をするために、全身全霊を捧げることは、必要条件だろうと思う。テキトーにパソコンカタカタしてたら得られるようなものではない。俺が欲しいのは。じゃあ逆に、全身全霊を捧げさえすれば感動が得られるのか?そんなことはない。

待てよ。冷静に考えて、俺は人生において感動したことがあるか?全身全霊を捧げたことがあるか?やべ。なくね?ないの?まじ?うそだろ?え?

受験勉強は、、、浪人時代は嫌々ながらそこそこ頑張ったな。12月ぐらいで燃え尽きちゃったけど。結局やらされてただけだからな。これは。

部活動は、、、サッカーやバレーボールは夏休みも休まず部活に出たけどこれも誰かに強制されてただけだからな。誰だ?誰が俺に強制させたんだ。わからないけど。

やらされてる限り、全身全霊は捧げられないよ。

恋愛は?恋愛はマジだったよな。俺が望んで、俺の持てる全てを使って、勝ち取りにいったよな。で、勝ち取ったよな。ラブストーリー、鉄板ですね。唯一の俺の本気がそこにあったな。やっぱ、嫁は大事にしなきゃな。

ハタチ以降は、良い恋愛をすることに命かけてきた。その結果、最強の嫁とこうして生活を送っている。素晴らしいことじゃないか。しかも嫁との生活はいまだ激しく、波乱に満ちている。続編がいくらでも作れるぐらいに。ヨカターーーーーーーーーあった!あったぞ!俺の人生にも感動の物語があった!ヨカターーーーーーーーー!!!

 

君の人生に感動の物語はあるか?

 

どうなんだ?あ?

あんのか?

 

 

ないだろ?

え、あるの?

 

あるんだ。

 

 

へー。

 

すごいじゃん。