仕事について

限りのある人生の中で自分は今何をするべきなのかということにずっと悩み続けてきた。高学歴→大企業の安定した人生、起業して一発逆転を狙う野心的な人生、お金なんてなくても良くてやりたいことだけをのんびりやればいいんだ的な人生…いろいろな価値観に触れ、影響されて10代後半から20代中盤は完全に混乱していたなと振り返って思う。しかし、結婚を機に一旦はシンプルな考えに至った。「朝起きて会社に行って賃金を稼いで夜は寝る。平日はこれを淡々と繰り返す。そして休日はちょっぴり贅沢をする。この平均的な人生を守り続ける。」これを開始して一年が経ったが、いい意味でも悪い意味でも色々と思うところがある。置かれた場所で咲きなさい、という言葉を胸に生活をすることで、たしかに心に平穏は訪れた。小市民的な幸せな日々を送れていることに感謝はしている。ある程度の満足感もある。たしかに仕事は辛いが、全く耐えられない範囲ではない。やりがいもあるし給料もそこそこに高い。同僚や上司もいい人ばかりだし、仕事自体に将来性もある。だけど今のこの仕事を長く続けたいとはどうしても思えない。なんでだろうか。かといって、仕事をやめてまたバンドマンやらなんやらになりたいかと聞かれると全くそうは思わないし、全力で金を稼ぐために起業やらといった博打に出たいわけでもない。じゃあこの煮え切らない感覚はなんなんだ。くそが。

先に言っておくが、俺にはサラリーマンという身分が性に合っていると思っている。だからサラリーマンは続ける。これは確定。動かさない。しかし、繰り返される退屈な日々に耐えられる根性のようなもを俺は持っていない。これも事実。この2つは非常に相性が悪いため、普通に暮らしていては社会からはじき出されてしまうという危機感がある。だから戦略を持たないとやばい。

どんな仕事を選ぶかを検討する上でWhatでなくHowで考えてみるのはどうだろうか、といったことを意識の高い有名人が言っていたのを思い出す。そういう意味でいうと、今俺がやっているITコンサル的な仕事は後者の観点で選んだものだ。俺は業務システムへの興味関心はほぼ0に近いけど、プロセス自体には楽しさを感じられている。ぼんやりとした顧客の課題を整理し具体的に解決可能なタスクにまで落とし込み、実行する。上司からは目的だけを渡されて手段は自分で自由に考えて実行する。俺はマニュアル通りにすすめるみたいなことが苦手なので、この仕事のプロセス自体は性に合っている。でもさ、これをここから先10年続けて、「プロフェッショナル」になることになんの魅力も感じないんだよな…残念ながら。端的に言うと、仕事ができると言われている上司をみても、なんの憧れも持てない。尊敬の念が持てない。環境や人への感謝はしているが、ほんとにありがとうってだけでそれ以上は何もない。

結局な、Howじゃだめなんだと俺は思う。Whatで選ばないとだめだ。他の人は知らんが、俺はだめなんだ。少なくとも今は。だって、何者かになりたいもの。なんやかんや言って。30歳も手前に差し掛かってるけど、なりたいものはなりたい。バカでもなんでもいいけど、そこは誤魔化せない。いや、有名人になりたいわけではないし金持ちになりたいわけでもない。そこは今と変わらなくてもいい。でも、「あなたは何をしている人なんですか?」と聞かれたときにはっきり答えられない人生はもう嫌です。これです!!!!!!!!!を言いたい。

そんな私の最適解がこれ。「プログラミング」です。エンジニアという役割と立ち位置、求められる能力、身につけられる知識、そして市場からの需要…どれをとっても満点(パーフェクト)です。さて、ではこれからどうやってエンジニアへ華麗に転身するか、その計画の一端を以下に示していきましょう。

 

前提:Pythonをやります。コレ自体には深い意味はない。名前がかっこいいから選んだ。

目標:WEBサービスを年内に2つ作る。1つは小さいやつ、もう1つは大きいやつというイメージ

実行プラン:

11月4日までに独学プログラマーを完了させる。

11月23日までにpyQを完了させる。

12月15日までに小さいサービス完成させる。

1月5日までに大きいサービス完成させる。

 

以上です。